2025.08.13理美容
美容師の仕事に、他業種との会話がじんわり効いてくることがある

こんにちは、Root4Beautyの平井浩介です。
日々サロンワークをしている中で、「美容師って、いろんな人と話す仕事だなぁ」と感じることがよくあります。
お客様との会話はもちろん、スタッフ同士やメーカー、ディーラー、講師の方々とのやりとりなど、多方面とのつながりで毎日ができています。
そんな中、最近ちょっと面白いなと思ったのが、“他業種の人と話すこと”なんです。
同業者同士の会話には安心感がある
美容師同士で話すと、やっぱり安心しますよね。
薬剤のこと、技術のこと、サロン運営やSNSの話。
どれも前提が共有されていて、「あ、それわかる!」が連発する感じ。
Root4Beautyの中でも、そんな共感の連鎖があちこちで起きていて、あらためて“同じ業界ならではの話しやすさ”ってあるなぁと感じています。
他業種の人との会話って、なにかちょっと新鮮
でも最近ふとしたきっかけで、美容業界とはまったく違う仕事をしている方と話す機会が何度かありました。
建築関係、デザイナー、会社員、公務員、フリーランスの方、経営者などなど。
職種も働き方もバラバラなんですが、そんな人たちと何気なく話してみると、
「あ、この視点はなかったな」
「へえ、そういうふうに考えるんだ」
みたいな“小さな驚き”や“気づき”がじわっと増えてくるんです。
違う職業の「当たり前」に触れると、自分の視点も広がる
たとえば、
ある方との話では「時間管理はチーム全体の効率から逆算する」という考え方が出てきて、
「なるほど、予約枠の組み方にも応用できるかも」と思ったり。
また別の方との雑談では、「接客は“信頼をつくる行為”」という言葉に妙に納得したり。
会話を通じて、自分の“仕事の見方”がちょっとだけ変わってくるんですよね。
それって、なんだかストレッチみたいな感覚なんです。
伸ばされて、少し柔らかくなるというか。
他業種の人との会話は、答えより“問い”をくれる
もちろん、答えが明確にもらえるわけじゃありません。
でも、話すことで「そういえば自分はなぜこうしてるんだろう?」とか、「このやり方って、他の人からどう見えるんだろう?」みたいに、“問い”が生まれるんです。
そしてこの問いが、じんわりと自分の仕事に効いてくる。
考え方が整ったり、ちょっと変えてみようかなって思えたり、
あるいは、いつものルーティンに対して、少し違う目線を持てたり。
最後に:他業種との会話、そんなに気負わなくていい
他業種との関わりって、何か目的を持たなきゃいけないものじゃないと思います。
「異業種交流して学ばなきゃ!」みたいな気合いじゃなくて、
ただ純粋に「その人の話を聞いてみる」という姿勢でいるだけで、十分得るものはある。
お客様との会話にも近いかもしれません。
仕事の話を聞いたり、日常の話をしたり。
そうやって自然なやり取りの中から、自分の考えに風が吹き込むような感覚があるんですよね。
Root4Beautyの中でも、そんな“ちょっとした会話”から気づきが生まれる瞬間が、もっと増えたら嬉しいなと思っています。
あなたは最近、どんな業界の人と話しましたか?
そこから何か感じたことがあれば、ぜひコメントでシェアしてみてください。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また、次の記事でお会いしましょう。
