2024.10.26理美容
美容室で差がつくお見送り術
お見送りの重要性
美容室でのお見送りは、単に「ありがとうございました」で終わるものではなく、最後の大事なコミュニケーションの場です。
私が心がけているのは、お客様がサロンを出てからも2〜30メートル先までお見送りを続けることです。
特に、曲がり角まで見送ることを意識しています。多くのお客様が角を曲がる際に振り返ることがあり、そこで再度会釈や手を振ることで、もう一度お客様と接するチャンスが生まれます。
このような細やかな対応が、最後の印象を良くする大切な要素です。
また、お見送りは美容師にとって、髪の色味やツヤ、動きを自然光で確認できる機会でもあります。
サロン内の照明では見えにくい部分を外で確認することで、施術の最終チェックを行い、次回のアプローチに活かすことができます。
他のサロンでのお見送りの傾向
他のサロンでは受付でのお見送りが一般的ですが、リピート率を上げるためには、さらに丁寧で特別感のある対応を考えるべきです。
たとえば、車まで見送る、スタッフ全員でお見送りをするなどの方法は、特別感を与え、次回もこのサロンに来たいという気持ちをお客様に持ってもらうための重要なポイントです。
また、次回来店の提案をお見送り時に行うことも効果的です。たとえば、「次回の来店はいつくらいがオススメです」と自然な形で提案し、お客様が再来店を考えるきっかけを作ることができます。
お見送りがリピートに与える影響
最後のお見送りは、サロンでの接客の締めくくりであり、再来店の動機づけにもつながる大切な要素です。
お見送りを通じてお客様に「ここにまた来たい」と思わせることができれば、リピート率の向上につながります。
こうした小さな工夫の積み重ねが、美容室としての差別化を図る鍵です。
Root4Beautyでは、こうした接客や技術に関する知識や体験を共有し合い、さらなる成長を目指しています。皆さんの考えや体験をぜひ共有してください!