2025.09.26理美容
同期・先輩後輩を超えて――20年たっても頼られる関係があるということ

こんにちは。Root4Beautyの平井です。
今日はちょっと個人的な、でも美容師として長く働く中でとても大切だと感じた話を共有したいと思います。
“同期”で“先輩後輩”――その関係の特別さ
先日、20年近く前に一緒に働いていた同期の美容師から久しぶりにLINEが届きました。
彼女は新卒で20歳のときに入社。僕は中途採用で、年齢は僕が2歳上。その関係上、「同期だけど先輩後輩」という曖昧だけど親しい関係でした。
時が経ってもこうして連絡をもらえること、その内容が「ちょっと相談したいことがある」というものだったことに、驚きと懐かしさと嬉しさが混ざります。
クレーム対応の悩み――経験を重ねても消えないもの
内容は、「お客様からクレームがあって、誰かに話を聞いてほしい」というもの。
美容師としてのキャリアが長くなっても、クレームのような“心にくる出来事”の重みは変わらないなと改めて思いました。
その彼女が、僕に相談してくれたこと。
“かつて指導していた同期”であることが関係しているのはもちろんですが、それ以上に「今でも頼ってくれる関係性」が続いていることに、深い喜びと責任を感じます。
ランチで交わした、昔と今の距離
さらに、その後久しぶりに会ってランチをしました。
新人時代の思い出、サロンで一緒だった頃の話、そして今の仕事の悩みや喜び。
彼女が当時どれだけ努力していたかを思い出すと、成長を感じる瞬間がたくさんありました。
そして、そうした時間を共有できることが、「同期・先輩後輩」の関係の強みだなと思いました。
美容師という仕事、人との「つながり」がここにある
美容師の仕事は、技術とセンスだけで成り立っているわけではありません。
- お客様との信頼
- 仲間とのつながり
- 一緒に仕事をしてきた人たちとの関係性
- 時折寄せられる相談
これらがあって初めて、「もうひと頑張りしよう」「この仕事を続けていこう」という気持ちが湧いてきます。
彼女のように、時間が経っても相談しあえる仲間がいる。
それは美容師として、そして人間として、とてもありがたいことです。
これからも大切にしたいこと
- 僕も他の美容師のみなさんも、たくさんの“同期・先輩・後輩”の関係を持っていると思います。
- たとえ場所が変わっても、サロンが変わっても、その関係を育てていくことは可能ですし、価値があります。
Root4Beautyもそういう関係性を支えられる場所でありたい。
技術だけでなく、思いを共有でき、誰かを頼ってもらえる存在でありたいと思います。
読んでくれてありがとうございます。
もし「同期や仲間との関係」で心に残っているエピソードがあれば、ぜひコメントやアプリ内でシェアしてください。
きっと、誰かの励みになるはずです。
