2025.02.27理美容
プロのアドバイスが参考になった話

美容師として日々お客様に向き合う中で、「プロとしてお客様に寄り添い、わかりやすく提案すること」の大切さを常に感じています。
そんな中、先日花屋さんで体験した接客が、美容師としても多くの学びにつながるものだったので、今回はそのお話を共有したいと思います。
花屋で感じた安心感のある接客
僕は母の誕生日やお世話になった方へのプレゼントとして、年に数回ですがお花を贈ることがあります。
特別な場面にふさわしい贈り物としてお花を選ぶのが好きなんです。
ただ、正直言って花の名前や種類には詳しくありません。
ですので、花屋さんに行くたびに店員さんにオススメを聞いたり、贈る相手のイメージを伝えて花束のアレンジをお願いしています。
先日も友人へのプレゼントを用意するために花屋を訪れました。
その時、女性の店員さんに対応していただいたのですが、彼女のアドバイスが本当に素晴らしく、「これぞプロの仕事だな」と感心させられました。
「どんな方に贈るのですか?」という質問から始まり、贈る相手の性格や好きそうな色を伝えると、そこから花の種類や色合い、香りを考慮して提案してくれました。
「この季節ならこの花が良いですね」といった具体的なアドバイスのおかげで、自分が何を選ぶべきか迷わずに決めることができました。
プロとして寄り添う姿勢
この体験を通じて、美容師としての仕事と重なる部分が多いと感じました。
お客様が美容室にいらっしゃるとき、全員が髪やスタイルについての知識を持っているわけではありません。
むしろ、「自分にはどんなスタイルが合うのかよくわからない」という方も多いです。
だからこそ、私たち美容師がプロとしてお客様の悩みや希望を引き出し、最適な提案をすることが重要です。
たとえば、花屋さんの店員さんが花の種類や色をわかりやすく説明してくれたように、私たち美容師もお客様が納得できるような言葉で技術やスタイルの選択肢を伝える必要があります。
「なぜこのスタイルがあなたに合うのか」「どんな風に扱いやすくなるのか」といった説明が、信頼関係を築く鍵になると改めて気づかされました。
緊張感と楽しさが共存する空間
お花を作ってもらっている間、店内を見て回るのが僕の楽しみの一つです。
カラフルで季節感あふれる花々を見ていると、自然と元気が湧いてきます。
ただ、花屋さんって女性客が多いイメージがありますよね。
だから店内を見回していると、少し恥ずかしいというか、なんとなく緊張してしまうこともあります(笑)。
「この人、何をそんなに真剣に見ているんだろう?」と思われている気がして、ちょっとドキドキしてしまいます。
でも、そんな緊張感も含めて楽しい時間ですし、気づけば花を見ているだけで明るい気持ちになれる空間だなと思います。
Root4Beautyで共有したい学び
今回の花屋さんでの体験を通じて、「お客様に寄り添い、わかりやすく提案する」というのは、美容師にとっても大切なスキルだと改めて感じました。
この気づきは、私たちが日々のサロンワークで実践できるヒントにもなるのではないでしょうか。
お客様に安心感を与え、期待以上の満足を提供するためには、知識や技術だけでなく、「伝える力」や「寄り添う姿勢」が必要です。
Root4Beautyでは、こうした日々の接客や施術に役立つ学びや気づきを共有する場として、皆さんと一緒に成長していけたらと思っています。
今回の内容についても、「私もこういう体験をした」「こんな風にお客様と接している」など、皆さんの意見やエピソードをぜひシェアしていただけたら嬉しいです。
最後に
花屋さんで感じたプロの仕事ぶりは、美容師としての自分にもたくさんの気づきを与えてくれました。これからもお客様に安心していただけるような提案や接客を心がけ、より良いサービスを提供していきたいと思います。
Root4Beautyを通じて、皆さんとこうした気づきや学びを共有し、美容業界全体をさらに良くしていけるよう一緒に考えていきましょう!
