2025.08.16理美容
「個人で発信する時代」に、私たち美容師ができること

──少人数SNS勉強会に参加して感じたこと
こんにちは、Root4Beauty運営の平井浩介です。
先日、美容師同士で集まった少人数のSNS勉強会に参加してきました。
SNSや情報発信の重要性はこの数年で一気に高まりましたよね。
もはや集客はホットペッパービューティーだけでは足りず、Instagram、TikTok、LINE、ブログ、YouTubeなど、選択肢は山ほどあります。
でも、ツールが増える一方で
「自分にとっては何が合ってるの?」
「どうやって発信すればいいの?」
という迷いも増えているように感じています。
ツールの数より、「届けたい想い」が先にある
この勉強会で改めて気づいたのは、“何を使うか”より、“何を伝えたいか”が大切だということ。
発信というと、どうしても「宣伝しなきゃ」「数字を取らなきゃ」と力が入ってしまいますよね。
でも本来、SNSは「自分の声を届けるための場所」。
今のお客様に何を知ってもらいたいのか。
まだ出会っていない誰かに、どんな価値を届けたいのか。
その“伝えたい気持ち”があるからこそ、発信は続けられるし、見てくれた人の心にも響いていく。
発信に正解なんてありません。
トレンドに乗ることも、ルールに縛られることも大切じゃない。
自分が自然に続けられるスタイルが一番だと感じました。
少人数だから話せた“リアルな悩み”と“ちょっとした工夫”
大人数のセミナーだと、どうしても一方通行になりがちですが、今回の勉強会は少人数だったこともあって、リアルな悩みや工夫がたくさんシェアされました。
「投稿ネタに困ったとき、どうしてる?」
「写真が苦手で…。でも動画はもっと苦手(笑)」
「美容師らしさを出すって、結局どういうこと?」
こんな、ちょっとした発信の壁。
でも、誰かが「こうやってるよ」「こう考えたらラクだったよ」とシェアすることで、不思議と肩の力が抜けていきます。
“うまくやる”ことよりも、“自分らしく続ける”こと。
この感覚がとても大切だなと実感しました。
発信は「義務」ではなく「会話」のようなもの
つい「やらなきゃ」と思ってしまうSNSですが、もっと気楽に捉えていいのかもしれません。
たとえば、お客様との会話みたいに。
・髪の悩みに共感する
・ライフスタイルのヒントを届ける
・ちょっとした笑いや気づきをシェアする
そんな「さりげない発信」の中にこそ、自分らしさが出るんですよね。
大切なのは、自分の言葉で、自分のペースで続けていくこと。
完璧じゃなくていいし、最初から“映える”必要もない。
気づいたこと、感じたこと、誰かに伝えたいことを、少しずつ表現していけばいいんです。
Root4Beautyにも、“発信”を一緒に考える仲間がいる
Root4Beautyの中でも、「SNSどうしてる?」「発信ってどう捉えてる?」という話題はよく出てきます。
同じ美容師同士だからこそ分かり合える悩みや工夫もあるし、立場や地域が違うからこそヒントになる話もたくさんあります。
「何から始めたらいいかわからない」
「途中で止まってしまった」
「誰かと一緒なら頑張れそう」
そんな気持ちを持っている人は、きっとあなただけじゃありません。
Root4Beautyは、誰も置いていかないコミュニティでありたい。
発信のことも、一緒に考えて、一緒に試して、一緒に成長していける。
そんな場所になれたらと思っています。
最後に
「個人で発信する時代」は、技術よりも“想い”のある人が強くなれる時代だと思っています。
美容師として、どんな言葉で、どんな想いを届けたいか。
そのヒントは、きっとあなたの中にすでにあるはずです。
ぜひ、自分にとって“続けられる形”を探してみてくださいね。
そして、よかったらRoot4Beautyでも一緒に発信について語りましょう。
