2025.04.13理美容
お客様との距離を縮める「質問力」|本当に興味を持って聞いていますか?

美容師として、お客様との会話は施術と同じくらい大切なスキルです。
しかし、「何を話せばいいのかわからない」「会話が続かない」と悩むことはありませんか?
そんなとき、何気なく投げかけた質問が会話のきっかけになることもあれば、逆に「適当に聞いているだけ」と思われてしまうこともあります。
今回は、お客様との関係性を深めるための 「本当に興味を持って質問する方法」 について解説します!
その質問、本当に興味がありますか?
日常の会話で、誰かから質問をされたときに
「この人、本当に興味があって聞いているのかな?」 と思ったことはありませんか?
例えば、こんなシチュエーション。
✔ 何となく場を持たせるための質問
✔ 形式的に聞いているだけで、相手の答えに関心がなさそう
✔ 上司や先輩に「お客様と会話しなさい」と言われ、とりあえず聞いている質問
こういった質問は、意外と相手に伝わってしまうものです。
逆に、心から興味を持って聞かれた質問は、会話が弾みやすく、お客様との距離も縮まりやすい ですよね。
「雑な質問」と「興味を持った質問」の違い
質問の仕方ひとつで、お客様が感じる印象は大きく変わります。
例えば…
💬 美容師:「お休みの日って何してるんですか?」
😐 お客様:「うーん、特に何もしてないですね。」
💬 美容師:「そうなんですねー。(会話終了)」
→ これでは、会話が広がらない…!
しかし、少し工夫を加えるとどうでしょうか?
💬 美容師:「〇〇さん、〇〇(趣味や好きなもの)が好きって言ってましたよね!お休みの日もよくされるんですか?」
😊 お客様:「そうなんですよ!最近は〇〇にハマってて…」
💬 美容師:「それ面白そうですね!どうやるんですか?」
→ 自然に会話が続く!
前者は「ただ聞いているだけの質問」、後者は「興味を持って掘り下げる質問」です。
興味を持って質問するだけで、会話の質が大きく変わる のがわかりますよね。
「本当に興味を持って質問する」ためのポイント
では、どうすればお客様に 心から興味を持って質問ができる のでしょうか?
① お客様に興味を持つ
「質問しなきゃ」ではなく、「この人ってどんな人なんだろう?」という好奇心を持つこと が大切。
お客様のことを もっと知りたい! と思えば、自然と質問の内容も変わります。
② 過去の会話を覚えておく
前回の来店時の話題を覚えておくと、会話がつながりやすくなります。
✔ 「この前〇〇の話をしてましたよね?」
✔ 「前に〇〇が好きって言ってましたが、最近もハマってますか?」
こうした 「前回の話題を拾う質問」 は、お客様に「自分のことを覚えてくれている」と感じてもらいやすくなります。
③ 答えを広げる質問をする
「はい・いいえ」で終わる質問ではなく、話が膨らむような聞き方を意識すると、会話が続きやすくなります。
✔ 「最近ハマっていることはありますか?」
✔ 「〇〇が好きって言ってましたよね!最近もやってるんですか?」
シンプルですが、こうした 「相手が答えやすい質問」 をするだけで、会話が広がります。
④ 自分のエピソードも交える
質問ばかりにならないように、自分の体験や意見も話すと、会話が一方通行になりにくいです。
✔ 「僕も〇〇好きなんですよ!」
✔ 「実は最近、〇〇に挑戦してみようと思ってるんです」
「質問 → 相手の回答 → 自分のエピソードを加える → さらに質問」
この流れを意識すると、より自然な会話になります。
質問ひとつでお客様との関係性が変わる
質問の仕方が変わるだけで、お客様との関係性も大きく変わります。
適当な質問は、ただの会話のやりとりで終わってしまいますが、
「この人はちゃんと自分の話を聞いてくれている」と思ってもらえたら、次回の来店につながりやすくなります。
美容師にとって 「質問力」 は、お客様との距離を縮めるための大切なスキル。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!