2024.12.29理美容

カットチェアに道具を置くこと、気にしていますか?

美容師として毎日使うサロン内のツールや設備。
それらをどのように扱うかは、サロン全体の雰囲気やプロ意識を示す大切な要素です。

今日はその中でも「美容師が使うカットチェア」について考えてみたいと思います。

一般的に、カットチェアと聞くと、お客様が座る椅子を思い浮かべるかもしれません。
しかし、ここで言うカットチェアは、美容師やスタイリストが施術中に使用する椅子のことです。
このカットチェアに、皆さんはドライヤーやカット用の道具を置くことがありませんか?

一見、作業の効率を考えると「便利だから」という理由で椅子に物を置いてしまうこともあるかもしれません。
しかし、ちょっと待ってください。
このカットチェア、実際に人が座るための場所です。
つまり、座る部分に頭や髪に使う道具を置くということは、お客様の信頼や清潔感に大きく関わる部分でもあるのです。

カットチェアはあくまでも人が座るための椅子です。
その上に道具を置いてしまうことは、衛生的に良いとは言えませんし、場合によってはお客様から見て違和感を覚えることもあります。プロフェッショナルとしての姿勢を意識するならば、椅子は「座るもの」、道具は「適切な場所に置くもの」という区別が重要です。

私たち美容師は、常に清潔でプロフェッショナルな空間を提供することが求められます。
小さなことかもしれませんが、こういった意識がサロン全体の質を高め、結果的にお客様の満足度にもつながります。

あなたのサロンでは、このような習慣やルールはありますか?

今一度、身の回りのツールの使い方を見直してみてください。

美しい仕事環境が、さらなるプロフェッショナルな施術を生むはずです!


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